個人レッスン(オンライン)

日程

2021年2月26日(火)10:00~12:00

使用アプリ

ZOOM

価格

1枠(30分) 5000円

※連続して複数枠を予約いただくことも可能です。

※一人、または1グループでご参加ください。


内容

質問を受け付けますが、「質問がわからない!」場合は、下記から選んでください。事前準備するので、コメント欄に記入してください。

1.背景をぼかした写真を撮る方法(レンズを教えてください)
望遠レンズ、または、標準レンズ以上の単焦点レンズが必要です。望遠レンズを使い、絞りを下げ、背景とカメラと被写体の距離感を調整すると、背景をぼかすことができます。

下の写真は、同じ場所で撮影しています。レンズの違いで、こんな違いがあります。

2.写真を撮ると、子どもがブレたり手ぶれするのを解決したい

マニュアル露出、またはTvモード(sモード)にして、シャッタースピードの数値を変更すると、手ぶれを防げます。経験的に、1/60以下になってくると、ブレに注意しなければいけません。

(下の、明るい写真を参考に)ベッドに寝ている赤ちゃんはブレず、動いたネエネがブレています。

(下の、暗い写真を参考に)少年も絵本も、完全にぶれているのと、設定をかえてブレのない写真。

シャッタースピードの意味がわかると、「落ち葉をぴたっと止める」ような写真も簡単に撮れます。

3.走る子どもにピントを合わせたい(運動会を想定)

 

カメラのピント面に対して並行に走る場合は、ピントは合いやすいです。シングルAFで狙ってみてはいかがでしょう。

ゴール付近で待機する場合は、カメラに向かって走ってくることになるので、ピントを合わせるのが難しくなります。AFモードを、シングルAFからコンティニュアスAFに変更してトライしてみてください。

ただし、先頭を走るコにピントが合いやすいです。AFモードの切り替えは、ささっとできるように練習しておきましょう。

下の写真は、自転車にピントを合わせながら背景をブレさせる、合わせワザ。運動会のアルバム撮影で、動感をだすために撮っていました。

4.玉ボケ写真を撮りたい(1のステップアップ編)

「背景をぼかした写真」の延長で、「玉ボケ」という光の輪をいれることができます。玉ボケの正体は2つ。晴天で出せる「光の反射」と、曇りでも出せる「木々の隙間」。

1つめの「光の反射」ですが、ツバキのような「光沢のある小さめの葉っぱ」はよく光ります。逆に、ツツジなどは葉っぱ表面に毛が生えていて、晴天でも光りません。

下の写真のうち2つは、「光の反射」を使い、1つは「曇りで玉ボケ法」を使っています。区別がつきますか?

5.外部ストロボを使ってみたい(商品写真などを安定して撮りたい)

「WEBに商品を載せたいのに、暗くなると撮れない」。仕事でカメラを使う人はストロボがあると便利です。今回は電気屋さんで買える「クリップオンストロボ」のご紹介。小物サイズのみの対応ですが、出張撮影でも使えます。

スタンドに立てて傘に反射させて使えます。

大きいものをキレイに写そうと思うと、「モノブロック」という大きいストロボがいります。メイク道具を並べたイメージカットは、モノブロックを2つ使っています。これより小さい範囲の小物撮影が、クリップオンストロボの対象です。

6.何を直せばいいのかわからないから、写真をみてほしい

何を撮りたいのか、イメージはありますか?目指すところがあれば大丈夫です。写真を持ってきていただくか、事前にメール添付してください。

以前相談に乗ったケースは、「総合的に問題アリ」でした。具体的に言うと、「少しピントが甘く、少し暗く、少し手ぶれしていて、少し色が悪い」。はっきりと「ピンボケ」や「露出不足」だとわかりやすいのですが、多方面に原因があると悩みますよね。一緒に解決しましょう。

 

さて、難しいのは、「一通りカメラ技術はもっていて、撮る目的に悩みだした」場合。

私が犯したミスを告白すると、第一子が生まれて、かわいさのあまり、めちゃくちゃ撮りまくりました。数年かけて本棚を占領した娘のアルバムには、娘の悲しそうな顔と自分の傲慢さが写っています。

カメラはもはや「押せば写る」簡単なものになってしまいました。写真とは「大切なものを切り出す作業」ということを、忘れてはいけないですね。

 

余談ですが、カメラマンにありがちなプロフィール写真といえば、「カメラをもってニッコリ」。

先日、一緒に仕事した企業さんに自分のプロフィール写真を数点提出したのですが、「赤ちゃんを抱いている写真」が採用されました。ちなみに、自分のSNS用プロフィールは、「赤ちゃんが邪魔して撮れない」写真。

 

カメラを持てば、日常の面白さを発見しようと動きます。

平凡な一日を変えてしまうカメラ。これは、はまってしまいます。